ASUSは6月1日、台湾で行われるアジア最大のICT関連のトレードショウ「COMPUTEX TAIPEI 2015」に先駆けてプレスカンファレンスを開催。ASUS 会長のJonney Shih(ジョニー・シー)氏が登壇し、自撮りを楽しむためのスマートフォン「ZenFone Selfie」やデザインにこだわった新タブレット「ZenPad」、一体型のオールインワンPC「ASUS Zen AiO」、4Kモニタ「ProArt PA329Q 4K/UHD monitor」などを発表した。いずれも日本での発売は未定。
ASUS Zen AiOは、Zenシリーズでなじみのあるスピン加工を施したアルミボディの一体型PCだ。23.8インチの「Z240IC」と21.5インチの「Z220IC」モデルがある。
オールインワンPCとしては世界初となる次世代USB 3.1 Type-Cを搭載したほか、CPUにはインテルの最新Core i7クアッドコア、最大32Gバイトメモリ、グラフィックスにはNVIDIAのGeForceGTX 960M、ストレージにはPCle Gen 3×4 512G SSDを採用。上位モデルには、ユーザーを立体的に検知できる「RealSense 3Dカメラ」を搭載しており、3D顔認識により自分の顔をログインパスワードすることも可能だ。
ZenFone Selfieは、簡単にベストな自撮り(セルフィー)ができるよう設計されたスマートフォンだ。5.5インチ(1920×1080)のフルHD IPSディスプレイに加え、フロントとリアには13Mカメラとフラッシュを搭載する。プロセッサはQualcomm 8939。美肌効果モードや最大140度のパノラマセルフィが撮れるモードが搭載されているほか、スタンド付きカバーにより机に置いた状態でも撮影できる。
ZenPadシリーズは、7インチの「ZenPad 7.0(Z370C/CG/CL)」、8インチの「ZenPad 8.0(Z380C/KL)」、よりハイスペックな「ZenPad S 8.0(Z580C/CA)」、10インチの「ZenPad(Z300C/CG/CL)」がラインアップする。
いずれも背面にクラッチバッグのようなデザインを施しているほか、見た目をクラッチバッグそのものにできるオプションのケースもラインアップする。発表会では、ファッションショー形式でZenPadを紹介し、ラグジュアリー感やデザイン性の高さをアピールした。
いずれのモデルにもWi-Fiモデルがラインアップするほか、一部のモデルにはLTE/3G接続と電話機能を備えたモデルなども用意されている。
ASUS ProArt PA329Qモニタは32インチ(3840×2160)の4K/UHD(超高精細)で100%Adobe RGBの色域を特長とする。なお、このほかにウェアラブルデバイス「ZenWatch 2」やゲーミングPCなども発表されており、追って別途紹介する。
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