Tokyo Otaku Mode Inc.は5月18日、アリババグループが運営する中国最大のBtoCサイト「天猫(Tmall)」の国際ブランド「天猫国際(Tmall Global)」に、「Tokyo Otaku Mode(东京御宅风尚)海外旗艦店」を出店すると発表した。
Tokyo Otaku Mode Inc.は、日本のアニメ、漫画、ゲーム、音楽といったポップカルチャーを世界に発信するFacebookページ「Tokyo Otaku Mode」と海外向けEコマースサイト「Tokyo Otaku Mode Premium Shop」を運営している。天猫国際への出店には、アリババの中国Eコマース出店支援サービス「チャイナエクスプレス」を利用する。
Tokyo Otaku Mode海外旗艦店では、Tokyo Otaku Mode Premium Shopで人気のある日本のポップカルチャー関連グッズを販売。「新世紀エヴァンゲリヲン」のアクセサリー、リラックマなどのキャラクターグッズ、丸めると本物のお寿司そっくりになる靴下「寿司ソックス」、アルパカのキャラクター「アルパカッソ」シリーズのグッズなど、およそ100点の商品を揃え、年内には取り扱い商品数200点以上を目指すとしている。
天猫国際は、海外ブランド商品の正規品を適正価格で販売する専門サイト。出店には審査が伴い、世界の一流アパレルブランドなど、限られた企業のみが店舗展開しており、中国のユーザーからは高い信頼を得ているという。
なお、中国において日本商品に対する信頼や関心の高まりから、日本から中国への個人輸入型ネット通販(越境EC)市場が急進している。日米中間で見た越境EC市場規模は2013年時点の1.7兆円から2020年には4.1兆円まで拡大する見込みで、日本から中国への越境EC市場は2013年時点の4000億円から、さらなる拡大が期待されている。
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