PayPalが近々NASDAQ証券取引所に再上場する。
PayPalは米国時間5月14日、2015年後半に「PYPL」というティッカーシンボルでNASDAQでの取引を開始すると発表した。このティッカーシンボルは、2002年に新規株式公開(IPO)してからNASDAQで短期間取引された時に同社が使用していたのと同じだ。その後すぐに同社は15億ドルで買収され、オンラインオークションサイトeBayの完全子会社になった。
PayPalのNASDAQ再上場は、eBayが2014年にPayPal部門の分社化を決めた結果だ。この分社化は2015年後半に完了する見通しとなっている。PayPalの取引量が拡大を続けてeBayの財務実績に大きな貢献をしているが、物言う投資家Carl Icahn氏は数カ月前から、eBayがPayPalの足を引っ張っていると主張していた。eBayは分社化を発表した際、PayPalの過去1年間の売上高は72億ドルだと述べていた。同期間のeBayの売上高は170億ドル超だった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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