Blu-ray Disc Association(BDA)は、4K対応の次世代ディスク規格「Ultra HD Blu-ray」(UHD Blu-ray)の仕様策定が完了したと発表し、オフィシャルロゴも明らかにした。
この新しいディスク規格は、最新のビデオ標準の統合をうたっており、プレーヤーは既存のBlu-rayディスクとの後方互換性も備えることになる。
BDAによると、この規格は3840×2160ピクセルの解像度を持ち、広色域、ハイダイナミックレンジ(HDR)、ハイフレームレート(60fps)のコンテンツを実現するという。最新のビデオに対応するとの約束に加えて、UHD Blu-rayは「オブジェクトベースの次世代イマーシブ(没入型)音声規格」にも対応する。
BDAはまだ、どの規格をサポートするかについては詳しく説明していない。これらの各機能には多くの競合する選択肢があるからだ。たとえば、オブジェクトベースの音声規格には、「DTS:X」と「Dolby Atmos」の2つがある。ただし、BDAの広報担当者によると、特定の音声のサポートはオプションであって必須ではないため、「ディスク上にあればパススルーされる」という。
さらに、UHD Blu-rayは、「UltraViolet」のような「デジタルブリッジ」機能を搭載する。これによりユーザーは、「家庭用機器とモバイル機器の垣根を越えてコンテンツを視聴」できるようになる。
BDAは、2015年夏にUHD Blu-ray製品のライセンス供与を開始すると発表した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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