LGは米国時間4月28日、ニューヨークで開催した報道陣向けイベントで、新しい主力スマートフォン「LG G4」をついに発表した。
「Android 5.1」を搭載する同スマートフォンは、カメラ機能を最大の特長とする。またディスプレイが改良されているほか、レザーカバーが選択できるなどファッション性を追求したデザインとなっている。
F値1.8の1600万画素カメラはG4最大のセールスポイントだ。低光量下での撮影に適したカメラは、人気を集めるに違いない。カメラのソフトウェアも刷新し、デジタル一眼レフカメラ(DSLR)に似た制御機能によって、ISO感度、シャッター速度、ホワイトバランスなどを高度にコントロールできるようにした。写真は、RAW形式で保存でき、オプションのmicroSDカードに保存することもできる。前面カメラも改良され、8メガピクセルセンサーを備えるなど、自撮りのニーズなどに対応する。
前モデルと同様のレーザーセンサによるオートフォーカスも搭載されており、LGはフォーカス速度を0.276秒と謳っている。光学式手ブレ補正機能(G4では、Z軸方向補正も追加された)と、適切な色を再現するための色スペクトルセンサが搭載されている。
5.5インチディスプレイの解像度は前機種と同じ2560×1440だが、「Quantum IPS」技術を採用することで、画面の明るさとコントラストがさらに高められている。色の再現性は素晴らしく、Digital Cinema Initiatives(DCI)規格の色域の98%を再現すると、同社は米CNETに述べた。
1.8GHzのQualcomm製プロセッサ「Snapdragon 808」(6コア)、450Mbpsのダウンロード速度に対応するLTE機能が搭載されている。取り外し可能なバッテリの容量は3000mAhで、ほとんどのユーザーが仕事や遊びに1日中使用できるはずだ。内蔵ストレージは32Gバイトで、RAMは3Gバイト。
価格は発表されていない。米国では通常、各通信事業者が価格を決定する。今週中には通信事業者から、具体的な提供計画、発売日、価格が発表されると思われる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」