メールに添付できない大容量のファイルを相手に送る際に重宝するのが、いわゆるファイル転送サービスだ。クラウド上にファイルをアップロードし、そのURLを相手にメールで通知。メールを受け取った相手は指定されたURLにアクセスしてダウンロードする仕組みだ。メールサーバに負荷をかけることなく、また都合のよい時に受け取れるのがメリットだ。
サービスとしてはブロードバンドの普及前から存在しているが、ユーザーが取り扱うファイルのサイズが大きくなるに従って対応サイズも大きくなりつつあり、数百Mバイト以下しか対応しないサービスは徐々に少なくなりつつあるのが現状だ。今回は、ギガバイト単位のファイルに対応した、大容量のファイル転送サービスを10個紹介しよう。なおリンク先のレビューは執筆当時のもので、最新の仕様は本稿の紹介文の通りとなる。両者の内容に相違があることを、予めご了承いただきたい。
最大1Gバイトまで対応。保存期間は最大14日間、ダウンロード回数制限は最大50回まで指定でき、アクセス履歴やダウンロード履歴の表示機能、ウィルスチェック機能も用意される。メール送信フォームはなく、自前でダウンロードURLをコピペして相手に知らせる方式。
最大1Gバイトまで対応。保存期間は最大20日間、ダウンロード回数制限は最大10回で、数字5ケタの簡易パスワード機能や、手動削除機能も用意される。メール送信フォームはなく、自前でダウンロードURLをコピペして相手に知らせる方式。専用アップローダも用意される。
標準で300Mバイト、メールアドレスの登録で1Gバイトまで対応。ダウンロード回数制限は5回、保存期間は3日。パスワード保護やダウンロード完了通知、手動でのファイル削除機能が用意される。メール送信フォームはなく、自前でダウンロードURLをコピペして相手に知らせる方式。
標準で50Mバイト、SNSアカウントによるログインで2Gバイトまで対応。保存期間は7日間で、手動削除にも対応。自分宛にURLの控えを送信する機能は用意されるが、ダウンロード回数制限、ダウンロード完了通知といった機能はない。パスワード保護は有料プランでのみ提供。
最大2Gバイトまで対応。保存期間は7日間。ダウンロード完了通知機能が用意される。無料版はあくまでお試しといった位置付けで、上位の有料サービスでは最大10Gバイトまでサポートするほか、専用のダウンロードページや、パスワード保護機能が提供される。
最大2Gバイトまで対応。保存期間は7日、ダウンロード回数制限は最大50回。パスワード保護機能やウィルスチェック機能も搭載する。ダウンロード完了通知機能や、手動でのファイル削除機能は用意されない。有料プランでは専用の管理画面も提供される。
最大10Gバイトまで対応。保存期間は3日、ダウンロード回数制限は上限100回で固定されている。パスワード保護やウィルスチェック、ダウンロード完了通知などの機能が用意される。メール送信フォームはなく、自前でダウンロードURLをコピペして相手に知らせる方式。
最大25Gバイトまで対応。保存期間は7日間。パスワード保護機能、削除キーの発行機能、ウィルスチェック機能が用意される。短縮URL利用時はダウンロード通知も利用可能。メール送信フォームはなく、自前でダウンロードURLをコピペして相手に知らせる方式。
ファイルサイズ無制限、同時アップロード数も無制限。保存期間は最大14日間、ダウンロード回数制限は最大100回まで指定可能。手動削除、ダウンロード回数指定による自動削除も可能。パスワード保護機能も用意される。ダウンロード完了通知機能はない。
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