Facebookが、「Messenger」アプリにビデオ通話機能を追加した。「iOS」または「Android」を搭載する携帯端末上で、顔を見ながら友人と会話することができる。
Facebook Messengerはこの機能をサポートしたことで、Appleの「FaceTime」といった他社のビデオ通話機能よりも一層魅力的なものとなった。FaceTimeでは、通話に参加するすべてのユーザーが「Mac」またはiOS搭載端末を使用しなければならない。
Facebookは、人気の高い機能をスタンドアロンアプリとして独立させる取り組みを引き続き進めている。当初この戦略は批判を浴びたかもしれないが、数値からは違った状況が読み取れる。例えば、四半期決算報告は、主にモバイルで継続的な成長が見られることを示している。
さらにFacebookは米国時間4月27日、Facebook Messengerが世界のモバイルVoIP通話の10%以上を占めていることを明かした。
また、Messengerの世界月間アクティブユーザー数は6億人で、14億4000万人を超えるFacebookユーザー総数のうちのかなりの割合を占めている。
Messengerのビデオ通話機能は27日にリリースされている。対象となる地域は、ベルギー、カナダ、クロアチア、デンマーク、フランス、ギリシャ、アイルランド、ラオス、リトアニア、メキシコ、ナイジェリア、ノルウェイ、オマーン、ポーランド、ポルトガル、英国、米国、ウルグアイ。iOSまたはAndroidを搭載する端末で利用できる。
Facebookは、今後数カ月のうちにこれ以外の地域にも提供開始していくことを約束している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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