昨今“弁当男子”という言葉をネットだけでなく紙媒体でも見かけるようになった。意味としては“弁当を会社に持参する男子”なわけだが、例えば普段から自炊しているといった下地がないと、いきなり弁当男子になるのは難しい。
そこで今回紹介するのは、“食”に関するアプリだ。すでに弁当男子な貴方も、これから目指したい君も、そして私女だけどという貴女にも便利に使えるアプリを選んでみた。
チラシルは、「現在地」「郵便番号」「店名」「ネット店舗」といった条件を基にしてよく行く店を登録でき、日替特売品などを素早くチェックできるアプリだ。複数店舗の登録が可能なため、自宅周辺だけでなく勤務地近くなど“ちょっと寄れた”場所の店舗を登録できるのが嬉しい。勤務時間によっては特売情報を知っても買いに行けないこともあるだろうが、価格を知るという意味では実用性は高い。また、スーパーだけでなく、ドラッグストアのチラシにも対応する。アプリの有効範囲という意味では、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県といった関東地方の約8000店舗以上。基本的に関東圏ユーザー向けのアプリになっているが、大阪など順次拡大予定だという。ちなみに本アプリは登録不要で利用可能だ。
>>チラシルのダウンロードページ
食材管理は、その名の通り購入した食材の管理を目的としたアプリだ。食材名や期限(消費・賞味)といった基本情報の入力は面倒だが、「いま冷蔵庫に何があるか?」を冷蔵庫を開けることなくチェックできるのが最大の魅力だ。また、期限切れ間近の食材を確認できるため、無駄なく食材を使い切る際にも役立つ。「買い物リスト」の作成にも対応しており、買い忘れ対策も可能だ。「基本食材から登録」機能を使えば、野菜・果物、お肉といったカテゴリから食材を選択して登録できるため、食材名とカテゴリの入力を省くことが可能。あとは期限と保管場所を入力・指定するだけで済む。加えるなら、買い物リストも「基本食材から登録」に対応している。
使ってみた感想を素直に言うと、バーコードを利用した食材登録(飲料、調味料など)やPCとの連携といった機能が欲しいところ。ともあれ、使い続けることで意味を成すアプリなので、まずは試してみてほしい。便利な機能としては、登録した食材からクックパッドのレシピ検索ができる「レシピ」がある。冷蔵庫の食材を効率よく消費するのに一役買うだろう。
>>食材管理のダウンロードページ
クックパッドはユーザーが投稿したレシピのほか、専門家が厳選した料理のレシピなどをチェックできるアプリ。言わずと知れた日本最大級のレシピサイト「クックパッド」の公式クライアントアプリだ。豚肉や魚(部位や種類など細かく指定してもOK)、野菜などから登録されたレシピを検索できるため、冷蔵庫の中や安売り中の食材を考慮してレシピを探せるのがポイントだろう。
クックパッドの特徴として、ユーザーレシピは基本的に無料で閲覧できるが、有料のプレミアムサービス(月額280円・税抜)を登録することで、専門家厳選レシピや殿堂入りレシピ、美容・ダイエットなどのカテゴリに合わせたテーマレシピの閲覧が可能となる。無料でも十分実用的なサービス・アプリだが、有料会員になることでより便利に使うことができるというわけだ。また、無料の会員登録をすることで、PCとのデータを共有できるようになる。登録したMYフォルダのレシピを共有できるため、あらかじめPCで登録したレシピをスマホで見るといった使い方が可能だ。料理のレパートリーが少ない、応用が利かないといった人は一度チェックしてみると良いだろう。
>>クックパッドのダウンロードページ
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