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アスリートでなくても“効率的”なエクササイズを--心拍数も計れる活動量計「Fitbit Charge HR」

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 Fitbitは4月23日、リアルタイムに装着者の心拍数を計測できるリストバンド型ウェアラブル活動量計「Fitbit Charge HR」を、4月24日に発売することを発表した。市場想定価格は2万円前後。従来の活動量計で計測できる歩数、移動距離、消費カロリー、登ったフロア数、活動時間などのデータに加え、心拍数を継続的に記録できる技術「PURE PLUSE」を搭載している点が大きな特長だ。


 心拍数の計測は、リストバンドの裏側にあるLEDの光が肌を透過する際に検出される血液量の変化を、独自のアルゴリズムによって分析して測定する。アクティブな時間だけでなく、睡眠中も含めて24時間の心拍数を記録することにより、安静時の心拍数を把握して健康状態をチェックしたり、運動量に対する消費カロリーの目標設定や実績の管理を高い精度で行ったりできるようになるという。

 また、睡眠状態を自動的に把握して睡眠時間を記録する機能や、睡眠の質に合わせてバイブレーションで起床を促す目覚まし機能も搭載。計測したデータは本体に装備されているディスプレイでリアルタイムに確認できるほか、PCやスマートフォンとデータを同期することで、ダッシュボードを使った目標の管理や、Fitbit製品を使用している友人・知人と運動量の達成度を競い合うゲーム性のある共有が可能になっている。


「Fitbit Charge HR」

本体裏面のLEDとセンサによって心拍数を計測する

 スマートフォンとの連携機能では、GPSによってランニング/ウォーキング時の距離、時間、ペースなどの情報をリアルタイムに把握できる「MobileRun」に対応。加えて、ペアリングしたスマートフォンに連動して電話の着信をFitbit Charge HRで知らせる機能を搭載する。本体は防滴対応で、フル充電の状態で最大5日間の連続使用が可能。サイズはSとLの2種類で、カラーは発売時点ではブラックのみ。今後はプラム、ブルー、タンジェリンのカラーバリエーションを発売する予定だという。

アスリートでなくても“効率的”なエクササイズを

 ヘルスケアの管理において心拍数の把握に着目した点について、Fitbit CRO(最高利益責任者)のウッディ・スカル氏は、日常のアクティビティをフィットネスに生かしたいユーザーと、より積極的にエクササイズに取り組みたいユーザーを対象にしていると説明する。

 「心拍数はフィットネスにおいて非常に重要な指標だ。これまで、心拍数の測定はアスリートがトレーニングで実践してきたが、Fitbit Charge HRによってアスリートでなくとも、より効率の良いエクササイズを実現でき、より高い目標の達成を促すことになる。また、毎日の活動だけでなく運動時、睡眠時にも心拍数を計測できることで、運動時のカロリーの燃焼を正確に把握できる」(スカル氏)。継続的な心拍数のトラッキングできることにより、新しい形で健康を最適化できるとした。「特に、安静時(睡眠時)の心拍数を把握することは、自分の心臓・血管のコンディションを把握する上で重要な指標だ」(同)。

  • Fitbit CRO(最高利益責任者)のウッディ・スカル氏

  • 計測したデータはスマートフォンやPCで管理できる

  • 睡眠状態を自動で検知して、睡眠時間や睡眠の質を把握できる

  • 心拍数の管理によって期待できる効果

  • 心拍数測定技術「PURE PLUSE」の特徴

  • 成長するウェアラブル市場は、ヘルスケア業界にとって大きなチャンス

 ウッディ氏は、Fitbitがこの4月に日本支社を設立して本格的なマーケティング活動を開始した点に触れ、「Fitbitは、忙しい合間にジムに通ったりして辛い思いをして頑張っていた従来とは異なるアプローチでフィットネスを考えている。フィットネスは楽しいものであり、多くの人に力を与えるポジティブなものだ。フィットネスには歩いたり、階段を登ったり、食事に気を付けたり、より良い睡眠を取るなど日常の活動の中で色々なアクティビティがあり、誰でも実践できる。アクティブで健康的なライフスタイルを送るためには、日常生活における小さな変化を積み上げていくことが重要だ」と実現したいライフスタイルについて語った。

 また、「肥満や高血圧などの慢性疾患の増加、世の中のフィットネスへの関心の高まり、スマートフォンの普及やセンシング技術の進化などを背景に、2018年にはグローバルで190億ドル規模にまで成長すると言われるウェアラブル市場の動向は、ヘルスケア、フィットネス業界にとって大きなチャンスだ」と述べ、高度なハードウェアによるセンシング、アプリによる豊富なフィードバックの提供、ソーシャル性を活用したモチベーションの維持、コンテンツによる情報の提供、カスタマイズされたパーソナルコンテンツによるコーチングといったポイントに絞った総合的なフィットネスソリューションを提供していくとした。

 なお発表会では、社団法人プロフェッショナルチアリーディング協会のプロチアリーダーによるパフォーマンスや、プロゴルファーの古閑美保さんらゲストを招いたトークショーを展開。古閑美保さんは最近の世の中のフィットネスに対する関心の高まりについて、「(自分がトレーニングで利用している)ジムでも、利用者の年齢層の幅が広がったと実感している」と語る。


トークショーに登場した古閑美保さん

 またフィットネスと心拍数の関係については、自身の経験を挙げて、カロリーの燃焼を促す有酸素運動では自分自身に適した心拍数のターゲットを把握することが重要だとした。「(Fitbit Charge HRは)有酸素運動の際に自分の心拍数や運動実績をリアルタイムで把握できるので、とても役に立つと思います」(古閑さん)。

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