“遊び”や“体験”の予約サイト「asoview!」を運営するアソビューは4月22日、JTB、YJキャピタル、グロービス・キャピタル・パートナーズ、ジャフコを引受先とする総額約6億円の第三者割当増資を実施し、さらにJTBと、旅行目的地側が企画して運営する観光商品(着地型商品)の販売強化を目的として業務提携を締結したことを発表した。
同社は2012年7月にサービス開始。2014年3月に総額約2億円の資金調達を実施し、1年間で提携店舗数を3倍以上の約2700社に増やした。2015年3月には旧社名「カタリズム」から現社名のアソビューに変更。「『とっておきのワクワクを、もっと身近に、すべての人に』というミッションの実現に向けて、人々を幸せにする『アソビ』に本気で向き合う意思表示」と説明している。
今回の資金調達により、asoview!の改善と予約管理システムの機能拡充を図り、パートナーなどのサポート体制を強化する。また、今後拡大が予想されるインバウンド(訪日外国人観光客)向けのコンテンツを整備したり、地方創生を背景とした地域行政や観光協会向けのソリューションを提案する人員を拡充したりするという。
JTBとの業務提携では、アソビューの着地型商品のコンテンツ数と、JTBグループの強みである国内/海外ネットワークやブランド力を生かして、着地型商品の企画や販売、ソリューションサービスの提供に取り組む。注力分野と具体的な取り組みの内容は次の通り。
両社は今後、「体験のインターネット予約」分野や、「地方創生」「インバウンド」といった分野で積極的に協業するとしている。
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