動画配信プラットフォームを提供するOoyala(ウーヤラ)は4月10日、分析機能を強化したアナリスティックスプラットフォーム「Ooyala IQ」を発表した。
Ooyala IQは、視聴状況を集積したデータを、視聴デバイス、OS、ブラウザの種類、国、州、視聴時間、使用されたプレーヤーなど、動画コンテンツのパフォーマンスや視聴者動向の分析に必要な評価基準で高速処理した結果を単一のダッシュボードに表示し、リアルタイムに反映できるというもの。
タブレットを利用する視聴者が最も利用しているコンテンツはどれか、どんな見た目のプレーヤーがユーザーを多くひきつけているのか、といった特有の分析ニーズにも対応する。
従来の分析プラットフォームでも、再生時間、再生完了率、視聴離脱箇所などを把握することはできたが、Ooyala IQでは、これらの条件を複合的に組み合わせて多次元的に統合して分析することが可能。Ooyalaのプラットフォームで収集するデータだけでなく、ほかのシステムのビジネスに必要なあらゆる形式のデータと結合することもできるという。
Ooyalaでは、4月11~16日に米ラスベガスで開催される全米放送事業者協会(NAB)において、Ooyala IQの展示、デモを実施するとのこと。また、今後30日以外にベータプログラムを開始する。
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