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スノーデン氏、NSAの文書リークをめぐり米トークショーに出演

Don Reisinger (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2015年04月07日 11時14分
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UPDATE Edward Snowden氏が、米国家安全保障局(NSA)の広範な監視プログラムの存在を暴露したリークをめぐり、このほど意外なインタビュアーと米HBOの番組で「対決」した。

 HBOの番組「Last Week Tonight with John Oliver」でホストを務めるJohn Oliver氏は、米国時間4月5日に放映された回でロシアへ出向き、Snowden氏にインタビューを敢行した。Snowden氏は、NSAの元契約職員で、2013年以降、大量の機密文書を公開している。

 インタビューの大部分は、政治を笑いに変えるOliver氏のいつものスタイルで進行したが、ジャーナリストに渡した文書すべてに目を通したかと同氏がSnowden氏に尋ねる場面では、インタビューは一転して対決の様相を帯びた。

 大量のNSA文書のうち、どの程度に目を通したかとの質問に対し、Snowden氏は、「アーカイブにあるすべての文書を吟味した」と答えた。すべての文書を実際に読んだのかとOliver氏がなおも迫ると、Snowden氏は質問には答えず、自分が何を手渡したのかは「理解している」と述べた。

 これに対してOliver氏は、リークされた文書の重要性を考えると、実際に文書に目を通すことが重要ではないかとの見解を示した。

 「弁解させてもらえば、今はもう何も扱っていない」とSnowden氏は応じた。しかしOliver氏は追及の手を緩めず、「害を及ぼす可能性のある」文書をリークしたのなら、Snowden氏はその責任を取るべきだと述べた。

 するとSnowden氏は、「情報が悪用されたり」、あるいはOliver氏の言うように、情報の扱いに「不備」があれば、情報公開は有害になりうると認めた。Oliver氏が例に挙げたのは、The New York Timesが適切な編集を怠って文書を公開したために、イラクの都市モスルのアルカイダ工作員に対する米政府の作戦が明るみになった件だ。Snowden氏は、この編集の一件は確かに「問題」だと述べた。


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