まぐまぐは4月1日、ニュースの記事タイトルを自動修正するプログラム「MAGII(マギー)」の運用を開始したと発表した。いわゆるネット記事の「釣りタイトル」を本来あるべき姿に修正するという。
MAGIIは、 ソーシャルメディアを中心にシェアされ氾濫する“釣り記事”におけるタイトル、コンテンツ間のかい離率を自動診断するプログラム。診断には、3つの独立した人工知能(AI)を採用している。
同社によると、気候条件、取得フィードを設定できるテスト環境において、釣り記事の99.98%を本来あるべきタイトルに自動修正することに成功したという。
具体例としては、「○○するための5つの方法」的な記事を「うち3つは単なる数合わせである」とタイトル修正したほか、「思わずにんまり!ニャンコ写真○枚」的な記事を「ねこは可愛いですが本当にいま見る必要ありますか?」などに修正できるとしている。
基本機能はすべて無料で使用でき、法人向け有料オプションとして「きょう読むべき記事は何もない」(月額税別:270円)も現在開発中だ。
なお、MAGIIに直接タイトル修正などが依頼できるフォーム も用意しており、URLをフォームに入力すると本文を解析してくれるとのこと。診断には数分がかかり、MAGIIの機嫌によって解析時間は前後するという。
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