CMデータバンクによる「CM好感度ランキング」で2カ月連続で1位に輝いたauのCM「三太郎」シリーズが、早くもハリウッド映画化することが明らかになった。2041年4月1日に公開予定で、製作費用は4.1億円にのぼるという。
三太郎シリーズは、桃太郎を松田翔太さん、浦島太郎を桐谷健太さん、金太郎を濱田岳さんが演じるCMで、昔話でおなじみの英雄たちが実はトモダチだったという設定で軽妙なトークを展開し人気を集めている。KDDIによれば、放送開始当初より視聴者から映画化を望む声があり、放送からわずか3カ月でCM史上初の映画化が決まったという。
ハリウッド映画「3TARO BEGINS」は、人類を守るため宇宙からやってきた鬼の軍団にMOMO-TARO、UARA-TARO、KIN-TAROが立ち向かうという、「三太郎」シリーズをスケールアップしたストーリー。監督を務めるのは、2000年の長編映画デビュー以来、数々のヒット作を手がけるあのオリヴィエ・メガトン氏だ。
脚本と3人のハリウッドを代表するキャストもすでに決定しており、壮大なストーリー展開に合わせ、世界中での撮影を予定しているという。まず、今春よりグランドキャニオンにて桃が川に流れてくるシーンから撮影を開始する。
これにあわせて、4月1日限定で出演者を募集する。参加条件を満たせば誰でもTwitterから応募しオーディションに参加できるという。1次選考は履歴書と武器を持参しての面接で、2次選考では英語力と動物と会話ができるかどうかをテストする。そして最終選考では実技としてクマと戦ってもらうという。会場はハリウッド内のスタジオで、交通費はきびだんごで支給するとしている。
異例のハリウッド映画化についてKDDI広報担当者は、「今年のエイプリルフール企画は、auのCM『三太郎』シリーズがハリウッド映画化され、映画『3TARO BEGINS』として公開されるという“嘘”を仕立てました。ハリウッド映画化されることで、日本の昔話をモチーフにし“日本らしい”表現の『三太郎シリーズ』が、どのようにハリウッド的な表現にリメイクされるのか!?そのギャップをお客さまにはお楽しみ頂ければと思います。また、実際にハリウッド監督として活躍中のオリヴィエ・メガトン氏に実際にオファーすることで、本格的な企画に仕上げました」とコメントしている。
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