GoogleはJohnson & Johnson傘下の医療機器会社Ethiconと提携し、手術室での支援を目的とした外科手術ロボットを共同開発する。
医薬品や日用品を提供する複合企業Johnson & Johnsonの米国時間3月26日付けの発表によると、ロボットの支援によって制御、アクセス、精度が高まり、外科医は患者の外傷や瘢痕化、術後治療を最小限に抑えられる可能性があるという。
Googleのライフサイエンスチームはその後のコメントで、「外科医の目視情報を向上させるリアルタイムの画像解析機能を開発できる可能性がある。ソフトウェアによって、裸眼では確認しにくい血管や神経、腫瘍境界を明確化できる可能性がある」ことを示唆した。
Googleのライフサイエンスチームを統括するAndy Conrad氏は、「Googleのコンピュータサイエンスと画像処理に関する専門技術を、Ethiconの手術用器具と医療に関する専門技術と組み合わせることで、いずれ手術室における外科医と患者の両方の負担を軽減したい」と述べている。
提携の金銭的条件は公表されていない。提携に関する手続きは、2015年第2四半期中に完了する見込み。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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