タカラトミーは、iPadを活用した知育玩具「Cube touch」を4月23日に発売する。「まち」と「いきもの」の2種が用意され、価格は税別で各2700円。
このCube touchは、静電マルチタッチ技術を搭載した10個のデジタルスタンプキューブブロックを使ったおもちゃ。キューブで画面にタッチするとそれぞれ違ったアクションを起こすというもの。
無料配信している専用アプリ「JOUJOU Cube touch」をダウンロードして使用。「まち」「いきもの」の2種が用意され、いずれも4つのステージと5つのミニゲームが付いている。たとえばいきもの編であれば、、マップに動物キューブをスタンプするとそのキューブに応じた生き物が効果音とともに現れたり、キューブを上下左右に動かして足跡だらけの汚れた窓をモップでこすって掃除するゲーム、ガチャのハンドルをひねってアイテムをゲットするゲームなど、子どもたちの指を使うことで脳を刺激するようなあそびの要素を取り入れているという。
タカラトミーでは、iPadはビジネスの現場だけでなく子育ての家庭にも急激に普及していることから、一方的な動画視聴や指先のみのゲームだけでなく、専用のキューブをつかんで、押したり引いたりひねったりなどの能動的なあそびを通して子どもの成長を育むことを狙いとしている。また、北里大学医療衛生学部視覚機能療法学の半田知也准教授は「Cube touchのあそびは、子どもの五感を刺激し目と手の協調運動に役立つ内容が盛り込まれている。見る、聞く、触るの感覚刺激が幼児期の子どもの学ぶ力を育む。なお現在、子どもの目の発達支援として医療の現場でも用途研究されている技術」とコメントしている。
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