フロンティアファクトリーは3月25日、米Acoustic Research(アコースティックリサーチ)製のハイレゾプレーヤー「AR-M2」(税別価格:13万8000円)とヘッドホンアンプ搭載のUSB DAC「AR-UA1」(同:5万9800円)を発表した。4月24日にフジヤエービックとe☆イヤホンにて先行販売を開始する。
Acoustic Researchは、1952年に設立された米国のオーディオブランド。Hi-Fiやハイエンドオーディオなどの製造、開発を手がけている。
ハイレゾプレーヤーAR-M2は、64Gバイトの内蔵メモリとmicro SDXCスロットを備えた大容量モデル。FLAC、ALAC、DSD64/128(2.8MHz/5.6MHz)、WAV、DXD、APE、AIFFファイルの再生に対応する。
DACにはBurr-Brown製の「PCM1794A」を1基搭載。クロックには44.1KHz専用と48KHz専用の発振子を2基搭載することで、信号を完全同期したクロックの切り換えを実現する。
本体には熱伝導性の高いスプレッダーシールドを採用し、長時間再生時でも回路の熱を効率良く逃すことができるとのこと。ボリュームにはアナログポテンションメーターを採用することで、よりアコースティックなサウンドが得られるという。
サイズは高さ136mm×幅70mm×奥行き15mmで、重量約240g。内蔵充電池で駆動し、約4時間の充電で、約9(DSD128再生時は7)時間の再生に対応する。
Android OS 4.3を搭載し、再生アプリには独自のオーディオパスをフル活用した「AR Music Player」を採用。Androidのオーディオフレームワークに属さず、優れたサウンドを再生するとしている。
AR-UA1は、WindowsとMacに対応したハイレゾ対応USB DACだ。FLAC、ALAC、DSD64/128(2.8/5.6MHz)、WAV、DXD、APE、AIFFフォーマットの再生に対応する。
ヘッドホン、ステレオ、光デジタル出力を1系統ずつ装備。アップコンバートして再生可能なプレーヤーソフト「Jriver Media Center」を同梱する。サイズは高さ137mm×幅85mm×奥行き25mmで、重量約340g。
両機種ともにDSDはPCMに変換後に再生される。AR-M2のUSB端子はUSB-OTG規格にも対応し、HDDの接続も可能だ。
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