「Swift」はAppleが開発したプログラミング言語で、2014年の同社年次開発者会議「Worldwide Developers Conference(WWDC)」で発表された。それまで、「iOS」および「OS X」向けに開発されるアプリケーションは「Objective-C」という別のプログラミング言語で書かれていた。
ソフトウェア開発の経験が浅い人や、趣味としての開発者、あるいは単にプログラムを書いてみたいという人が今後Appleのデバイス向けアプリケーションを作るには、時間をかけてSwiftを学ぶ必要が出てくる。スタンフォード大学はSwiftを使ってアプリを開発できるようにするための無料の講義を提供している。ただし、対象として想定しているのは初心者ではなく、比較的経験を積んだ開発者だ。
プログラミングの経験がない場合は、手始めに「Swifty」のようなアプリを利用するといい。このアプリは基本的なプログラミングの技法とともに、Swiftについても教えてくれる。さらに重要なのは、難しい専門用語ばかり出てくる文字だけの本ではないということだ。このアプリを使えばインタラクティブな学習を体験できる。プログラミングについての解説を読んだ後、実際にコードを書いてみて、即座にフィードバックを受けることができる。
アプリをダウンロードすると最初のレッスンは無料で学べる。さらに先へ進みたければ、内容の異なるレッスンが含まれる各チャプターを99セントでアプリ内購入できる。全てのレッスンを購入する場合は2.99ドルかかる。
「Product Hunt」に書き込まれた開発者のコメントを見ると、さらに高度なトピックやレッスンも予定されているようだ。
Swiftyは「iPhone」および「iPad」のどちらにも対応しており、App Storeにて提供されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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