教育向けデジタルコンテンツのソリューションを開発するキャスタリアは、ケニア共和国ナイロビ市のストラスモア大学で、モバイルラーニングプラットフォーム「goocus pro」「goocus 3」を活用した実証実験を4月に開始する。
ストラスモア大学は、ビジネス、経済、IT、法律など幅広い分野の専門教育を提供する私立大学。1961年に設立され、14カ国以上から5000人近くの学生が在籍している。学内研究機関である@iLabAfricaでは、アフリカ東部の通信企業Safaricomの支援を受けて、モバイルアプリ開発人材育成のための施設「Safaricom Academy」を2011年から運営している。
4月に始まる実証実験では、同施設で提供されているモバイルテレコミュニケーション・イノベーション修士課程プログラムの学生を対象として、学生がソーシャルにモバイルラーニングができる環境を提供する。
当初は、同修士課程プログラムの「研究手法」「コンピュータ・グラフィクス」「ネットワーク・セキュリティ」「暗号学」の4つの授業が対象。教材は同学がすでに活用しているものを利用し、キャスタリアは教材のモバイル化を支援する。
本実証実験を皮切りに、今後、同学の学士課程プログラムにもモバイルラーニングの導入を進める予定としている。
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