みずほ銀行とソフトバンクロボティクスは3月19日、ヒト型の感情認識ロボット「Pepper(ペッパー)」を、みずほ銀行の店舗で接客に活用していくことで合意したと発表した。2015年7月から一部の店舗にて試行を開始し、全国展開を視野に入れて導入店舗を拡大していくという。
みずほ銀行は、次世代チャネルを起点とする新ビジネス創造やオムニチャネル化によるサービス向上といった目的のために進めている店頭体制変革の一環としてPepperを導入。店舗で稼働するPepperには同行専用のアプリを搭載し、金融関連情報やエンタテイメントなどを提供するという。
また将来的には、Pepperと来店客とのコミュニケーション内容、顧客の既存取引情報、最新の金融情報を融合したOne to One対応、外国人顧客向けの多言語対応、コールセンターで活用を開始している人工知能技術と連携させたインタラクティブな応対など、ユニバーサルコンシェルジュとしての活用を展望しているとのこと。
なお、Pepperは2月27日に開発者向けに販売を開始し、個人向けには6月以降の発売を予定している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」