Pinterestが最新の資金調達ラウンドで3億6700万ドルを調達した。これで、同社は評価額を110億ドルとし、ベンチャーキャピタルの支援を受けた、最も価値のある新興企業に仲間入りした。
ビジュアルなブックマークツールを手がけるPinterestは米国時間3月16日、米証券取引委員会(SEC)に提出した文書で、今回の資金調達を認めた。Pinterestはさらに2億1100万ドルの調達を目指しており、同社の広報担当者によると、シリーズGラウンドでの調達額は総額で5億7800万ドルになるとしている。
新たなラウンドにより、Pinterestの評価額は、2014年5月のラウンドで2億ドルを調達した際の評価額50億ドルから2倍以上に膨らんだ。この評価額により、同社はベンチャーキャピタルが支援する、最も価値のある新興企業の6位にランクインした。このことは、Pinterestをスクラップブッキングサイトから、さまざまな製品を発見するサイトへと意欲的に転換することに、同社が強い自信を持っていることを投資家に示唆するものだ。
Pinterestがこれまでに調達した資金の総額は7億6400万ドルとなった。Pinterestの広報担当者によると、資金の一部は既に米国外での展開のために振り向けられているという。2014年は、米国外のユーザー数の伸びが135%を上回ったと、Pinterestは述べた。現在、同社のユーザー基盤の40%超が米国外のユーザーで占められており、その数は2013年の28%から拡大している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス