主婦向けクラウドソーシングサービス「シュフティ」を運営するうるるは3月9日、納品実績や評価平均の基準をクリアした在宅ワーカーの能力をシュフティ事務局が第三者的に認定する「シュフティ認定ワーカー制度」を開始した。
認定をうけた在宅ワーカーは、プロフィールページなどに「認定マーク」が表示される。発注企業から仕事を依頼されやすくなるほか、シュフティ認定ワーカー限定の好条件の仕事に参加できるようになるという。
一方で企業側は、認定マークを参考にすることで在宅ワーカーの選考時間を削減したり、希望する納品水準と価格のバランスを確認しながら取り引きできるようになるメリットがある。
うるるが3月5日に発表した「中小企業のクラウドソーシング利用に関する意識調査」では、在宅ワーカーや納品品質への不安がクラウドソーシング活用の懸念点になっていることが明らかになっていた。
また、「納品実績や納品能力認定などで保証された人」に仕事を依頼したいという声や、クラウドサービス提供業者に求めることとしてワーカーへの「PCスキルや常識力、ビジネススキルの教育」「在宅ワークを行う上での法令順守・納品に関する教育」など、ワーカーの質の担保へのニーズが多く見受けられた。このことから、今回、登録ワーカーと発注企業双方のマッチングを促進するために、公式な認定ワーカー制度を開始したという。
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