ドロップシッピングサービスなどを手掛けるもしもは2月26日、インターネットを使って個人で収益を得る「フリーキャリア」の実態を探る調査機関を4月に創設すると発表した。調査を通じてその最新トレンドを紹介し、フリーキャリアの認知度を向上させたい考え。
同社のいうフリーキャリアとは、企業や団体、組織への所属にかかわらず、ネットを使って個人で収益を得る人のこと。同社が提供するドロップシッピングやアフィリエイトのほか、フリマアプリ、クラウドソーシングなどの市場が拡大しており、その人口は今後さらに増加すると考えられる。
同社が新たに立ち上げる「フリーキャリア総研」では、知りたい情報や調べてほしい案件を専用フォームで募集する。同機関が調査実施の可否を判定し、実施した場合のみ、応募者に直接フィードバックするという。
あわせて、同機関の調査に協力する個人と企業も募集。協力者は1~2カ月に1度、簡単なアンケートに回答する。
もしもによれば、第1弾として、「パートナーに『家事力』『稼ぎ力』のどちらを求めるか」をフリーキャリアの人にアンケートで聞く。担当者は「性別や世代別でおもしろい違いが出るのでは」と期待する。3月中に調査を実施し、4月に公開する予定という。
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