Apple Watch初回は予約販売か?電気自動車開発の続報--Appleニュース一気読み

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 2月17日~2月23日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のApple一気読み」。

アップル、人材引き抜きでEV電池メーカーから訴えられる–信憑性増す電気自動車開発の噂
アップル、人材引き抜きでEV電池メーカーから訴えられる–信憑性増す電気自動車開発の噂

 Apple Watchの登場を前にして、その話題を打ち消すかのように先週から盛り上がる「Appleによる電気自動車の開発」のニュース。実際に人材の引き抜きに関するトラブルが発覚したりするなど、具体的な「活動」を積極的に行ってきた様子も浮き彫りになってきた。

 今すぐに道路を走り出すようなことはないとみられるが、社名から「Computer」がなくなってからのAppleは、コミュニケーションとモビリティという、人間が生きる上でなくなる可能性が薄い分野に取り組んでいる様子が見て取れる。それでは、1週間のニュースを振り返っていこう。

登場間近のApple Watch、初回はかなり少ない流通か

 4月に出荷がアナウンスされているApple Watch。「出荷」というアナウンスを見ると、それ以前に何らかの形で予約販売が行われるのではないか、という推測ができる。しかしこの新製品、しばらくは争奪戦の様相になりそうだ。

 Wall Street Journalは、Apple Watchの初期生産は500〜600万台になると報じている。年間を通じた需要は2000万台から3000万台とみられており、それに比べると少ない数といえるかもしれない。

 内訳についても納得感がある数字といえる。最も安い価格で出荷されるであろうアルミニウムケースを採用したスポーツエディションが全体の半数(250~300万台)、ステンレススチールとサファイアガラスを採用した通常モデルが全体の3分の1(150~200万台)、そして4000ドルにもなるといわれる最高級のWatch Editionが残りの台数(100万台以下)とみられている。

 Apple Watchにはモーションセンサと心拍計が内蔵されており、健康やフィットネスのトラッキング機能が備わっているが、当初はさらに多くの健康関連のセンサを導入する予定だったとも報じられている。

 血圧、ストレスレベル、血糖値などを計測するセンサを組み込める可能性はあるが、バンドの締め具合などで計測結果が変動してしまい、満足な結果を得ることができなかったようだ。

アップル、「Apple Watch」の初期生産として500~600万台を発注か(2/18)
「Apple Watch」、健康関連機能の搭載を断念の可能性–センサの問題で(2/18)

iOSにもパブリックベータを計画?

 OS X Yosemiteには、開発者向けベータの他に、一般ユーザー向けのパブリックベータプログラムが用意されている。より多くの一般ユーザーが使用する中で、不具合や問題点などをフィードバックすることができ、より素早く問題を解決していくことが期待される。

 こうしたパブリックベータプログラムのメリットを、iOSにも導入するのではないか、と9to5Macが伝えている。初回は、3月中旬に開発者向けにベータリリースが予定されているiOS 8.3ベータと同じ内容になると見られている。

 なお、まだリリースされていないiOS 8.2にはApple Watchの設定アプリが追加されており、iOS 8.3にはCarPlayのワイヤレス版への対応などが予定されている。

アップル、「iOS」でパブリックベータプログラムを計画か(2/23)

FinTechとして有望なTouch ID

 Touch IDはiPhone 5sから搭載された指紋認識センサで、iPad Air 2/iPad mini 3からはタブレットにも搭載されている。

 登場当初は、端末のロック解除やApp Store等でのコンテンツの購入の際の認証に利用していたが、iOS 8でサードーパーティーアプリからの利用にも対応したため、EvernoteやDropboxなどのアプリでの採用も進んでいる。そしてApple Payは、Touch IDを前提としたiPhoneによる決済システムだ。

 Touch IDは現在のところ、指紋の情報をiPhoneもしくはiPadの外には持ち出さず、端末内で指紋が合致しているかどうかを認識する仕組みだ。クライアントサイドでのセキュリティの強化は、金融方面でのテクノロジー利用と快適さの工場という面で期待されている。

 MasterCardとVisaは、オンライン決済のセキュリティ強化策を発表している。Apple Payは店頭決済が注目されがちだが、アプリ内での決済での利用も可能で、オンライン決済の仕組みとして手軽かつ安全な方法として、店頭決済以上の可能性を持っている。

 また、英国の銀行では、アプリからの口座へのアクセスにTouch IDを採用するなど、その利用が拡大している。

MasterCardとVisa、オンライン決済のセキュリティ強化策を発表(2/17)
アップル「Touch ID」、英大手銀行がアプリでの口座アクセスに採用(2/19)

Appleによる電気自動車開発に関する続報

 先週も採り上げたAppleによる電気自動車の開発に関するニュース。時間がたつにつれてさまざまな情報が明らかになり、Appleが電気自動車を開発しているという証拠がさらに集まってきている状態だ。

 先週は、電気自動車に関する高度な蓄電技術を持つ企業A123 Systemsが、Appleによる5人の従業員の引き抜きがあったとして訴訟を起こしている。訴状には「Appleが大規模なバッテリ部門を構築している」と書かれていた。

 またBloombergによるとAppleは、2020年に電気自動車生産開始を目指して、200人規模のチームを構築していると報じている。

アップル、人材引き抜きでEV電池メーカーから訴えられる–信憑性増す電気自動車開発の噂(2/20)
アップル、電気自動車製造を2020年までに開始する計画か(2/21)

その他

アップル、BBCのラジオDJなど務めるZ・ロウ氏を採用–音楽部門に(2/17)
アップル、仮想現実ヘッドセットの特許を取得–「iPhone」などディスプレイに(2/19)
アップル、「MacBook Pro」ビデオ問題に対する無償修理を延長(2/23)
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