ソニーは2月24日、ウォークマンやiPhoneなどとデジタル接続できるポータブルヘッドホンアンプ「PHA-1A」を発表した。最大192kHz/24bitまでのリニアPCMハイレゾ音源再生ができ、DSDは非対応となる。発売は3月21日。想定税別価格は3万円前後になる。
オーディオデータをデジタル伝送し、PHA-1AでDA変換することにより、原音を忠実かつ自然な高音質で再現できるとのこと。192kHz/24bitの高精度を誇るDAC「WM8740」と、低ノイズ・低歪率の高品質オペアンプIC「LME49860」により、ヘッドホンをパワフルに駆動する。
35μmの銅箔プリント基板やオーディオ回路に高品位なオーディオ専用部品を採用したほか、アナログ回路とデジタル回路を分離させたレイアウトにより、高音質再生を追求。ケースにはシールド効果のあるアルミケースを使用することで、外部ノイズを低減するとしている。
サイズは高さ18.5mm×幅62mm×奥行き109mmで、重量約145g。従来機の「PHA-1」に比べ、容積で約50%の小型化、重量で約35%の軽量化を実現。リチウムイオン充電池で駆動し、約3.5時間の充電で約6時間の使用が可能だ。別売のUSB ACアダプタ「AC-UD20」を使用すれば、本機とウォークマンの両方の充電ができる。
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