ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパン(GfKジャパン)は2月23日、2014年のセル映像ソフトの販売動向を発表した。数量、金額ベースともに前年の市場規模を下回ったが、BDソフトのアニメジャンルでは「アナと雪の女王」のヒットにより、販売金額が前年の2.9倍に拡大した。
2014年のセル映像ソフト市場は、数量ベースで2013年比9%減の4572万枚、金額ベースで同7%減の2016億円となった。
BDソフト市場は、数量で同14%増の1790万枚、金額で同8%増の950億円となり、2006年以降のプラス成長を維持した。セル映像ソフト市場全体を占めるBDソフトの割合は、金額ベースで47%に達しており、チャネル別金額構成比はEコマースが64%、メディアストアが20%、家電量販店が10%となった。
2015年の映像ソフト市場については、数量、金額ともに2014年から1割程度縮小すると予想しており、数量で4000万枚、金額で2000億円に達しない可能性が高いとのこと。BDソフト市場もアナと雪の女王特需の反動減によりマイナスに転じると見込む。ただしアナと雪の女王を除いた市場規模は微増としており、全体としてBDシフトが進み、金額構成比は過半数を占めるとしている。
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