ソニーは2月19日、データ読み出し時のノイズを低減し、高音質再生を実現したmicroSDXCカード「SR-64HXA」を発表した。発売は3月5日。想定税別価格は1万8500円前後になる。
SR-64HXAは、64GバイトのmicroSDXCカード。カード内のファイル読み出し時に発生する微弱な電気的ノイズを低減することで、オーディオ再生機器の部品や回路への悪影響を抑え、スムーズな音のつながり、澄んだ音場の広がりなどが再現できるとしている。
大容量、高速読み出し、低価格といった、今までのSDカードに対する商品基準を見つめなおし、高音質モデルでは「信号の安定性」に配慮。加えてノイズの低減、部材の見直しなどを実施することで、高音質化したとしている。
商品開発時には、ソニー内のサウンド事業部門の協力を得て、音質を改善していったとのこと。ウォークマンやヘッドホン、アンプなど多数のオーディオ機器を発売しているソニーならではの連携から、商品化に結び付いたという。
容量は64Gバイトのみで、128kbpsのMP3ファイルならば1500曲、192kHz/24bitのFLACファイルならば200曲程度の楽曲を収録できる。スピードクラスはClass10で、SD変換アダプタが付属する。
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