マイクロソフト、「HDInsight」のLinux版をプレビュー公開

Mary Jo Foley (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部2015年02月19日 10時37分
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 Microsoftは米国時間2月18日、Linux向け「HDInsight」のプレビュー版を公開した。HDInsightは「Azure」上でオープンソースの分散並列処理プログラミングフレームワーク「Apache Hadoop」を利用できるサービス。

 Windows版と同様、Linux版HDInsightは「Hortonworks Data Platform(HDP)」上に構築したものだ。Apache Hadoopと完全互換で、「Excel」「SQL Server」「PowerBI」などMicrosoftのビジネスインテリジェンス(BI)ツールとも統合できる。MicrosoftはLinux版HDInsightについても、開発したコードをApacheコミュニティーに提供するという。なお、現時点でLinux版HDInsightが動くのは、Canonicalの「Ubuntu」のみだ。

 Microsoftは米サンノゼで17日に開幕したHadoopイベント「Strata + Hadoop World」でこの発表を行った。そのほかにも、イベントに合わせて以下を発表している。

  • 「Storm for Azure HDInsight」が一般公開された。Stormはオープンソースのストリーム分析プラットフォームで、Storm for Azure HDInsightは2014年10月にプレビュー版が公開された。
  • Microsoftの「Azure Machine Learning(ML)」も一般公開された。Azure MLは2014年6月にプレビュー版がリリースされており、これを利用して開発者やデータサイエンティストはアプリをより迅速に実装できる。またMachine Learning Marketplaceを経由して、レコメンデーション、異常検知、フォーキャストなどのサービスやAPIにアクセスできる。
  • MicrosoftはHadoopコネクタを利用してAzure向けのNoSQLドキュメントデータベースサービス「DocumentDB」をHDInsightに統合する。これにより、DocumentDBをHadoopクエリを動かすためのインプット元にしたり、Hive、Pig、MapReduceなどのジョブを送るアウトプット先にすることができる。
  • データ統合プロバイダのInformaticaが、自社「Informatica Cloud Agent」技術をAzure上のLinuxおよびWindows Server仮想マシンで利用できるようにする。Cloud AgentはInformaticaの技術とさまざまなAzureデータサービスとをつなぐもので、Azure Marketplaceで提供される。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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