ネット印刷サービス「ラクスル」を運営するラクスルは2月17日、オプトやリンクアンドモチベーションなどから総額40億円の資金を調達したことを発表した。
ラクスルは、全国の印刷会社をネットワーク化し、各社の非稼働時間を活用することで、低価格な印刷物を顧客に提供する印刷のEコマースサービス。受注した印刷物を、印刷物のサイズ、種類、納期に応じて最適な印刷会社に発注して印刷する仕組みを採用している。
同社は2014年2月に15億5000万円の資金調達を実施し、顧客サポート体制の強化、印刷物のデザイン制作や印刷したチラシの配布などサービス領域の拡張、テレビCMなどプロモーションによる事業拡張、人材採用などを進め、1年間で売上、ユーザー数ともに約5倍に拡大しているという。
今回の資金調達により、新たに中小企業向け集客支援プラットフォーム構築のためのサービス拡充や人材採用、プロモーションによる事業拡張などを進めていくという。また、2015年内に印刷Eコマース事業の海外展開も予定しているとのこと。
なお、2月12日には、アプリの分析から収益化までをワンストップで提供する開発者向けプラットフォーム「metaps(メタップス)」を提供するメタップスが総額43億円を調達したばかりだ。
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