米連邦航空局(FAA)は米国時間2月15日、商用ドローンの日常的使用の合法化と規制に向けて、重要な一歩を踏み出した。
FAAは商用無人航空機に関する要件の提案を発表し、ドローンの重量は55ポンド(約25kg)以下でなければならないと述べた。ドローンの操縦が許されるのは日中のみで、飛行はドローン操縦者が視認できる範囲に限られる。さらに、飛行高度は500フィート(約152m)以下、飛行速度は時速100マイル(約160km)以下で、有人飛行機から離れた場所を飛ばなければならない。飛行の直接的な関係者以外の人間の頭上でドローンを飛ばしてはいけない。
現在、FAAは商用ドローンの日常的使用を認めていない。そのため、ハリウッドのスタジオなどは現在、商用ドローンを使いたければ特別な規制免除の許可を得る必要がある。新規則は、テレビ番組や映画の撮影、農地の測量、橋の点検など、ドローンの幅広い使用を想定して規定するが、AmazonやGoogleが開発しているような配達用ドローンの使用の可能性は否定しているとFAA関係者は認めた。ただし、この規則はまだ確定しておらず、変更が施される可能性も残っている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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