ティアックは、米KOSS製のスタジオモニタヘッドホンを含む3モデルと、独beyerdynamic製のオンイヤータイプのヘッドホン1モデルを発表した。いずれも2月下旬から発売する。
米KOSS製のヘッドホンは、スタジオモニタヘッドホンの「Pro4S」と、オンイヤーヘッドホン「SP330/540」の計3モデルをラインアップする。Pro4Sは、正確な再生能力を持ち、音楽制作現場でも使用できる堅牢性を併せ持ったプロ用モデル。左右どちらのハウジングにもケーブルを接続できるデュアルエントリー機構で使い勝手も追求している。
ドライバには新開発の「SLX40」を搭載。複数のPro4Sを連結することでメンバーと同じサウンドを共有できる「デイジーチェーン機能」も備える。重量は192g。1.4mの片出しコイルケーブルを採用する。想定税別価格は2万4000円。
SP330/540は、ポータブルタイプの密閉型ヘッドホン。耳の形状に合わせたD型ハウジングを採用し、高い密閉性を確保した。イヤークッションには低反発メモリーフォームを採用することで快適な装着感を実現。1.4mの片出しストレートケーブルは着脱が可能だ。周波数特性はSP330が20Hz~2万5000Hz、SP540が10Hz~2万5000Hzになる。想定税別価格はSP330が2万円、SP540が2万4000円になる。
beyerdynamic製のヘッドホンはオンイヤータイプの密閉型ヘッドホン「DTX 350 p」を発表した。重量が約131gと軽量で、ハウジングを回転させることでコンパクトに収納できる。パワフルな重低音とクリアな高音のバランスの良い再生を実現。ケーブルは絡みにくいフラットケーブルを採用する。ブラックとホワイトの2色をそろえる。想定税別価格は6500円になる。
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