台湾・新金宝グループのXYZプリンティングジャパンは2月10日、ミドルハイモデルの光造形式3Dプリンタ「ノーベル 1.0」を発表した。本体価格は税込22万9800円。同社ウェブサイトや家電量販店などを通じて3月上旬に販売を開始する。専用のレジン(500g入り/2本、税込1万5800円)、レジンタンク(税込7200円)も同時発売となる。
ノーベル 1.0は、フィギュアやジオラマ作成などの趣味の分野から、建築事務所やデザイン事務所でのモデル製作、製造業での試作製作など、ものづくりの現場にも対応するという機種。解像度は、幅と奥行が0.3mm、高さが0.025mm。最大出力サイズは幅128mm×奥行128mm×高さ200mm。
同機種の「20万円台」という価格は、新金宝グループ全体で培った部品調達やコスト削減の知見により実現したものという。
同社は2014年3月、6万9800円の個人向け3Dプリンタ「ダヴィンチ 1.0」を発表。その後、同年7月に2色で出力できる個人向け3Dプリンタ「ダヴィンチ 2.0 Duo」、同年12月に同シリーズ最新機種の「ダヴィンチ 1.0A」を発表している。
なお、2月10日には国内メーカーのアビーも光造形式3Dプリンタの新機種を発表している。
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