「ラブライブ!」μ's 5回目のライブで感じた作品とシンクロした世界と言葉にならない気持ち - (page 3)

佐藤和也 (編集部)2015年02月14日 09時30分

「Love wing bell」で感じた言葉にならない気持ち

 あくまで個人的に、と前置きした上で最も印象に残ったシーンは、筆者のお気に入りが星空凛だからというのも多分にあるのだが、やはり「Love wing bell」だ。この曲はどこかウエディングソングのようにも思える応援歌で、飯田さんがウェディングドレス風の衣装をまとい、タキシード風の衣装を着たPileさん、久保さん、南條さん、楠田さん、徳井さんの5人が加わって披露した。


「Love wing bell」

 この曲は、TVアニメ2期第5話「新しいわたし」で披露された挿入歌という背景がある。以前書いたスクフェスのインプレッション記事でもすこし触れているのだが、女の子らしい服装にコンプレックスがあり、センターに立つのは似合わないと言っていた凛が、メンバーから励まされて勇気を持ってファッションショーでウェディングドレス風の衣装をまとい、ステージに立ってこの曲を披露するストーリーになっている。

 このシーンはウェディングドレス風の衣装もタキシード風の衣装も、当然メンバーも含めて再現したもの。素で聴いてもグッとくる曲なのだが、そのときのアニメシーンを背景に実際にメンバーが歌声を響かせているステージを見ていると、それだけで涙腺が緩み、さらにアニメでも描かれた、女の子らしさに目覚めた凛が映し出されると、その緩み具合がさらに加速するのだ。

 しかも2番では、久保さんが飯田さんと腕を組んで花道を歩き、そして励ますように送り出す一幕があった。久保さん演じる花陽と凛は幼少期からの幼なじみであり、お互いを励ます間柄。最後まで歌う姿を見た心境と感想は、もう言葉にならない。今振り返ってみるとそれだけ感動していたと思えるし、言葉にならないという表現は書き手としてどうかと思うのだが、あのときは見たかった光景が広がっていて、ただただ見入っていたというのが正直なところだ。

 筆者の場合は極端かつピンポイントな例に見えるのかもしれないし、またいきなりパッと見てこういう心境になるまでにはいかないかもしれない。ただ、何らかのフックがあって興味を持ち、そしてステージを見て魅了されるとこんな風に入り込んでいける、追体験を感じられるのがラブライブ!のライブではないかと考えている。と同時に、言葉でいろいろ並べるよりも、シンプルに「すごい」と感じられるところも大きくあると思う。客席からも曲終わりにこの言葉を幾度となく耳にし、実際にいつ見てもそう思える。それが繰り返されて、これだけのファンを魅了するステージが続けられていると感じている。

 ライブでは今後の展開として、制作が進行している完全新作劇場版アニメの公開日が6月13日に決定。またベストアルバム第2弾が5月27日に発売。そして次回のワンマンライブ開催も発表した。開催時期が次の冬と告知されたのみだが、さらにパワーアップした内容になるとしている。

 「みんなで叶える物語」をキーワードに展開しているラブライブ!。この先にどんなことをかなえていくのか、興味は尽きないところだ。

(C) 2013 プロジェクトラブライブ!

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