学生の就活/採用支援事業を手掛けるリーディングマークは2月6日、全国の企業サイトに公開されている新卒採用情報を収集し、学生が選択したキーワードや閲覧履歴を参照して最適な採用情報を配信する“就活キュレーションアプリ”を公開した。利用は無料。同社が運営する就活サービス「レクミー」の新機能という位置づけになる。
ユーザー(学生)が「グローバル」「起業」など85種類のキーワードの中から就職先に求めるものを選択すると、企業サイトから集められた採用情報の中から、該当する企業の採用情報やニュースが届く。
リーディングマークによれば、一般的な就職支援サイトでは広告出稿額が高い情報ほど優先的に配信される。レクミーは、各ユーザーの閲覧履歴を学習して配信する情報を最適化する仕組みで、使えば使うほど適切が情報が届きやすくなるという。
学生はプロフィールページに自己PR動画を登録する。これにより企業側は、学歴やエントリーシートだけではわからない、応募者の「人柄」「人間性」を見ることができ、採用の効率化につながるという。なお、面接前に学生の個人情報を企業に公開することはなく、学生が選択したキーワードも企業に詳細を明かさないとしている。
リーディングマークは同日、日本ベンチャーキャピタル(NVCC)、みずほキャピタル、リンクアンドモチベーション、SMBCベンチャーキャピタル、East Ventures、個人投資家から計1億7100万円を調達したことも発表した。
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