会員制の転職サイト「ビズリーチ」を運営するビズリーチは12月9日、企業から肉料理を奢ってもらえる就活サイト「ニクリーチ 2016」を公開した。学生は食事をした企業担当者にその企業や就職活動について相談できる。また、企業は早期に優秀な学生とコンタクトをとり、自社への理解を深めてもらえるとしている。
「ニクリーチ 2016」は、学生が会員登録をすると、企業から「一緒に肉料理を食べに行きませんか?」というスカウトメールが届き、無料でごちそうしてもらえるサービス。スカウトはディナー、ランチ、通常の選考案内の3つが用意されている。学生から気になる企業に対して「おねだり」リクエストをすることも可能だ。
実はビズリーチは、1月に自社の新卒採用サービスとして「29(肉)リーチ」を提供しており、10月にサービスを終了するまでに1100人の学生が登録したのだという。また、このうち登録数が上位の大学は早稲田大学(117人)、慶應義塾大学(116人)、東京大学(83人)などだったそうだ。同社ではこの「29(肉)リーチ」経由で、2015年卒業予定者4人を内定している。
今回提供を開始した「ニクリーチ 2016」は、この仕組みを一般企業が利用できる新卒採用サービスとして刷新したもの。サービス公開時は、カカクコムやグリー、サイバーエージェント、サイボウズなど大手IT企業を中心に約30社が登録している。
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