キヤノンは2月6日、直感的に操作できる「PowerShot N2」などコンパクトカメラ 8機種を、2月19日より順次発売すると発表した。
「PowerShot N2」は、コンパクトかつユニークな形状のスクエアボディに、有効画素数約1610万画素の1/2.3型高感度CMOSセンサや、35mm換算で28mm~224mmの光学8倍ズームを搭載したモデルだ。
従来モデルの「PowerShot N」から進化し、どの方向からでも押せる「シャッターリング」がレンズの周りに採用されている。さらに、上側180°のチルト機構付きタッチパネル液晶も搭載しており、さまざまなアングルや体勢から快適に撮影できる。
また、美肌効果や背景のぼかし効果も簡単に設定可能な「自分撮りモード」、1ショットでオリジナル画像を含めた6枚の写真表現が楽しめる「クリエイティブショット」、全46種類のフィルタなども備える。発売は2月19日を予定しており、直販サイト「キヤノンオンラインショップ」での価格は3万2800円だ。
「PowerShot SX710 HS」は、25mm~750mm相当の光学30倍ズームレンズや、有効画素数約2030万画素の1/2.3型高感度CMOSを搭載したスリムモデルだ。動画撮影時の手ブレ補正設定が進化したほか、再生互換性が高いMP4方式のフルHD動画(60fps/30fps)撮影も可能。また、撮影した写真をスマートフォンなどへ簡単に送れるWi-Fi機能も備えている。カラーはブラック/レッドの2種類。発売予定日は2月19日で、直販価格は3万8800円となっている。
そのほか「PowerShot」シリーズとしては、有効画素数約2020万画素の「PowerShot SX610 HS(ブラック、ホワイト、レッド)」が直販価格2万9800円、光学50倍ズーム搭載の「PowerShot SX530 HS」が直販価格4万4800円、光学40倍ズーム搭載の「PowerShot SX410 IS」が直販価格2万9800円で登場。発売日はSX610 HS/SX530 HSが2月19日、SX410 ISは3月中旬を予定している。
「IXY」シリーズは、高感度CMOSセンサを搭載した「IXY 640(ブラック/シルバー)」が直販価格2万1800円、光学12倍ズーム搭載の「IXY 170(ブラック/シルバー)」が直販価格1万6800円、光学8倍ズーム搭載の「IXY 150(シルバー/レッド)」が直販価格1万1800円。発売予定日は、IXY 640/170が4月下旬、IXY 150が2月19日になる見込みだ。
このうち、SX530 HS、SX710 HS、SX610 HS、IXY 640の4機種はWi-FiとNFCを内蔵。同日発表されている「Connect station CS100」にも対応し、タッチするだけで画像を保存したり、接続したテレビがあれば大画面で鑑賞したりできる。
なお、このほか同日はエントリークラスの一眼レフカメラとして、「EOS Kiss X7i」の後継モデル「Kiss X8i」と、プレミアムエントリーモデル「8000D」が発表された。ミドルクラスの一眼レフカメラは、約50.6Mのフルサイズモデル「EOS 5Ds/EOS 5Ds R」が登場した。このほか、ミラーレスカメラ「EOS M3」、ビデオカメラ「iVIS」もラインアップする。
一眼レフEOSに新エントリーモデルも--キヤノン、2420万画素「Kiss X8i」「8000D」CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
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