キヤノンは2月6日、ビデオカメラ「iVIS(アイビス)」シリーズに、ベビーモードを備えたファミリー向けモデル「iVIS HF R62」(R62)を追加した。発売は2月19日。キヤノンオンラインショップでの税別価格は5万2800円になる。
iVISでは、「置き撮り」をコンセプトにしたコンパクトサイズの「iVIS mini X」、ハイアマチュア向けの「iVIS HF G20」をラインアップしており、R62はボリュームゾーンにあたるエントリー機。撮影時に生後日数をスタンプとして映像とともに記録できる「ベビーモード」を搭載し、子育て記録としても最適だ。
有効207万画素の1/4.85型フルHD CMOSセンサを搭載し、AVCHDとMP4形式での1920×1080 60pの動画撮影に対応。AVCHDでは最大28Mbps、MP4では最大35Mbpsでの撮影が可能だ。映像エンジンには「DIGIC DV 4」を搭載し、AVCHDとMPEG-4 AVC/H.264の同時記録もできる。
新機能として高倍率ズーム時でも広角アングルに切り替わり、被写体を見つけやすくする「フレーミングアシスト」を採用。被写体を見つけた後はガイドフレームを使い元のズーム位置に戻すことができる。
MP4記録時には、2分の1倍スローモーションと最大1200倍のファストモーション撮影ができる「Slow&Fast モーション」撮影をエントリー機としてはじめてサポート。スポーツのフォームチェックをしたり、早送り再生のような映像を撮影したりできる。
本体にはWi-Fi機能を備え、新モデルからNFCによるワンタッチ連携も実現。ワイヤレスでの映像視聴や保存に対応する。インターネット経由で撮影している動画の視聴や遠隔操作もサポートし、外出先からの自宅チェックなども可能だ。スマートフォンアプリ「CameraAccess plus」を利用すれば、スマートフォンからのワイド、ズーム撮影などの操作ができる「宅外モード」を用意。スマートフォンやタブレット端末にも撮影したコンテンツをSD画質で保存ができる「宅内モード」も用意する。
サイズは高さ57mm×幅53mm×奥行き116mmで、重量約240g(本体のみ)。記録メディアには32Gバイトの内蔵メモリとSD/SDXC/SDHCカードを使用する。
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