表彰式後には、KDDI代表取締役執行役員専務で新規事業統括本部長の高橋誠氏が登壇。13社が参画したパートナー連合プログラムを開始したことにより各社から多くのアセットがサービス創出のために提供され、スタートアップ企業の新規事業創出を後押しすることができた点や、プログラムを通じてパートナー企業とスタートアップ企業の間にさまざまなビジネスマッチングを生み出せた点などを評価。第8期ではこうした流れをさらに強化し、スタートアップ企業の事業創出を支援していきたいと語った。
具体的には、第8期よりパートナー企業に日立製作所とクレディセゾンが参画し、全15社に。ハードウェアのノウハウを持つ日立と決済ビジネス大手のクレディセゾンが加わることで、IoT分野や決済ビジネス分野のスタートアップ支援を強化していきたい考えを示した。なお、メンター企業にはセゾン、テレビ朝日、凸版印刷、日立、三井不動産の5社が協力する。
また、第8期より地方のスタートアップ支援を目的とした連携強化をスタート。その第1弾として、大阪イノベーションハブと連携し、オフィススペースや端末の貸与、KDDI ∞ Laboの活動への参加、メンタリング、Demo Dayでのプレゼン機会提供など、支援を行っていくとした。
なお、第8期のエントリー受付期間は2月20日までで、プログラム期間は3月中旬から6月下旬までを予定。未公表の革新的なサービスのアイデアを持ち、そのアイデアを実現する意欲を有していること、チーム内にエンジニアがいて3カ月間でサービスリリースが可能であること、外部法人からの資金調達がないことなどの条件を満たしていれば、個人、法人(設立3年以内で、従業員10名以下)、チームでエントリーできる。アイデアはインターネットサービスに限らず、幅広いジャンルで応募が可能。なお、チームの代表者が18歳以上の学生の場合、学生枠にエントリーできる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
開発経験ゼロからのローコード開発で
医療ニーズに応えた病院向けシステムを構築
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス