ワイモバイルとウィルコム沖縄は1月21日、ハート型デザインのPHS「Heart 401AB」を3月下旬に発売することを発表した。ファッションやオシャレに敏感で、こだわりのあるアイテムを持ちたい女性がターゲット。ウェブやSNSを中心に利用するスマートフォンと、通話を中心に利用するHeartの2台持ちを想定しているという。価格は1万2600円で、3年契約を前提とした分割払いでの実質負担額は月額350円。
Heartでは、女性の手にもフィットする軽くてコンパクトなボディサイズや、持ちやすいラウンドフォルムデザインを採用。待受け時にはハート型、使用時にはストレート型に変形するギミックを搭載している。また、ボディに浮かび上がる液晶表示によって高級感を演出するほか、タッチセンサによる操作も可能にした。電話帳は100件まで保存でき、スマートフォンからアプリを通じて簡単に転送できる。
ワイモバイル(イー・アクセス/ウィルコム)ではこれまで、フリスクサイズの小型PHS「ストラップフォン」や、固定電話型PHS「イエデンワ」など“通話”に特化したプロダクトを販売してきた。 今回発売するHeartは、画一的なスマートフォンのデザインに一石を投じるために開発したと説明。長年、PHSを手がけてきた同社だからこそ、中央で分断する特殊なデザインなども実現できたという。
本体サイズは、ハート型時が幅約68mm×高さ約68mm×厚さ約26mm、ストレート型時が幅約43mm×高さ約93mm×厚さ約26mm。重量は約54g。連続待受時間は約160時間で、連続通話時間は約2時間。カラーはパールレッド、パールブラックの2色。製造メーカーはエイビット。
同社では、発売にあわせて各社とさまざまなコラボ企画を実施。バンダイとともに「セーラームーン」デコレーションキットを販売するほか、自由が丘スイーツフォレストと限定スイーツメニューも販売する。
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