Quell
「Quell」は経皮的末梢神経電気刺激(TENS:Transcutaneous Electrical Nerve Stimulation)と呼ばれるテクノロジを使用し、神経に由来する痛みをたったの15分間で和らげてくれる。パスポートサイズのこのデバイスをふくらはぎの裏側に固定してスイッチを入れると、電気パルス信号がユーザーの神経系に送り込まれ、脳に対して痛みを和らげるオピオイドを分泌させるようになっている。開発元によるとQuellは、座骨神経痛や線維筋痛、関節リウマチ、膝の故障、ねんざ、陣痛などで引き起こされる痛みを緩和できるという。
専用のアプリを使用すれば、治療セッションや、製品のバッテリ残量に関する情報が得られるとともに、製品に搭載されている加速度センサによって睡眠も追跡できる。
Quellは2015年の春に発売される予定であり、その価格は250ドルとなっている。電極パッドは通常使用では1カ月ごとに交換する必要があり、交換用のパッドは30ドル程度で販売される予定だ。
提供:Ariel Nunez/CNET