現地でインタビューに応じてもらったのは、楽天市場に出店しており、今回の物産展にも参加した「VANILLA BEANS」を運営するチョコレートデザイン代表取締役の八木克尚さん。楽天市場事業を担当するPR推進部部長兼地域活性グループマネージャーの塩沢さん。そして楽天の創業者の1人で、現在はRakuten AsiaのCEOを努める小林正忠さんのお三方。
小林さんは楽天の初代ECコンサルタントでもあり、とても熱い人でした。出店店舗からの信頼も厚く、イベント後には店舗側の従業員らとに飲みにいくことも多いそうです。社内外からは名前の音読みで「せいちゅう」と呼ばれているそうで、名刺にも「Masatada“SEICHU”Kobayashi」と記されていました。
そんなせいちゅうさんからお聞きした、楽天市場への熱い思いを一部ご紹介します。
「店舗さまと一緒に飲んでいると、お酒に飲まれてしまう方もいらっしゃる。『俺たちばかり課金されて、お前ら(楽天市場)は儲かってるんだろ?』と言われると、カチーンとくる。
仮に2、3年後に楽天がビジネスをやめるのであれば、『今日から(手数料などが)タダでーす』と言って、みんなから『お前らいいやつだな』と言われたい。
でもそんなに中途半端な思いではやっていない。10年後も20年後も30年後も50年後も100年後も、皆さまのご商売がちゃんと続けられるようなプラットフォームを作ることが我々の使命だと思っている。だからこそ、それを作り上げるために、我々は絶対に利益を上げなければいけない。利益を上げなければ新しいチャレンジができない。新しいチャレンジなくして、未来はない……という話を酔っ払っている相手に向かってガチでしています」(小林さん)。
◇「ショーコラ」が人気のVANILLA BEANS
「昔は楽天が大嫌いでした」--世界へ羽ばたく人気店が「楽天市場」と歩んだ14年間
◇小林さんと同じ熱さを感じた塩沢さんのインタビュー
楽天市場、「店舗」海外進出支援の狙い--越境ECから“直出店”へ
最後に業務時間外での思い出を少しだけ振り返ります。
残念ながら来週も私が当コーナーを担当します。お楽しみに。
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