パナソニックは1月6日、次世代ブルーレイディスク規格(ULTRA HD BLU-RAY)で採用が予定されている、4KやHigh Dynamic Rangeなどの最新技術に対応した次世代BDプレーヤーを開発したと発表した。試作機を家電見本市「2015 International CES」にて参考出展する。
次世代BDプレーヤーは、4K(3840×2160ピクセル)の映像を、1秒間に60コマで高速表示するほか、従来各8ビット階調(256段階)で表現していた色差信号を、各10ビット階調(1024階調)まで拡張することで、質感豊かな映像を再現できるとのこと。
輝度ピークは従来の100ニトから1000~1万ニトまで拡大することで、明るい光源や反射光といった、今まで表現が難しかった映像も表現できるとしている。
4K/8K放送に向けて策定されたITU-R BT.2020の広色域信号と、動画圧縮技術HEVC(H.265)による最大100Mbpsの映像信号に対応し、4k/60p/10bit、High Dynamic Range、BT.2020などによる映像を再現できる。
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