Uber、貨物輸送サービス「UberCARGO」を香港で開始

Don Reisinger (Special to CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 吉武稔夫 (ガリレオ)2015年01月09日 12時20分

 相乗りサービスを手がけるUberが米国時間1月7日、物流事業に参入すると発表した。Uberの新サービスは「UberCARGO」という名称で、利用者はワゴン車を呼び出し、マットレスやサーフボード、大型のペットなど、どのようなものでも大きな荷物を運んでもらうことができる。ユーザーが自分で荷物をワゴン車に積み込むこともできるが、ドライバーに頼んで手伝ってもらうこともできるとUberは述べている。

 UberCARGOの料金は移動する時間と距離に基づいており、変動する。現在のところ、Uberは香港でこのサービスをテストしているが、他の市場にも展開する可能性がある。

 UberCARGOの仕組みは、Uberの相乗りサービスとほとんど変わらない。顧客は、集荷場所を指定してUberCARGOのドライバーを呼び出し、目的地を入力して、それからワゴン車に荷物を積み込む。利用者が同乗したり、あるいは「UberCARGO」アプリで目的地まで荷物をトラッキングしたりすることもできる。

 Uberはここ数カ月にわたって多くの問題に直面している。世界各地の都市で同社のサービスが禁止されており、ドライバーが女性客への強姦容疑で逮捕された例があるほか、一部の国では同社が市民に違法なサービスを提供しているとされた。最近では、乗車データを提供しなかったとして、ニューヨーク市のタクシーおよびリムジン委員会(TLC)から批判を受けている。

 Uberに対し世界各地で寄せられている苦情のほとんどは、同社を脅威と見るタクシー業界からのものだ。

提供:Uber
提供:Uber

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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