「WhatsApp」は世界で最も人気の高いメッセージングサービスの1つだが、その人気はさらに上昇を続けている。通信事業者に送信料を支払うことなくテキストメッセージを送ることができるサービスとして世界中で使われているアプリを手がけるWhatsAppは、毎月のアプリ利用者数が7億人に達したと発表した。これは2014年8月時点での6億人からさらに増加した数字だ。WhatsAppの最高経営責任者(CEO)を務めるJan Koum氏はFacebookへの投稿で、1日あたり300億件以上のメッセージが送信されていると記している。
この数字を見ると、WhatsAppは世界でも最大規模のソーシャルネットワークの仲間入りを果たしたことになる。WhatsAppのユーザー数は、Twitterの2億8400万人ばかりか、WhatsAppと同様にFacebookを親会社に持つ写真共有サービスInstagramをも上回っている。Instagramは、2014年12月にユーザー数が3億人に達したと発表している。ただし、Facebook本体はさらに大規模で、月間アクティブユーザー数は13億人を突破している。
Koum氏は、「われわれは、これほど多くのみなさんがWhatsAppを使って友人や家族、同僚、クラスメートと連絡を取り合っていることに感謝している」と書いている。
Facebookは、シリコンバレー史上最大の買収劇の1つとなる190億ドルという額でWhatsAppを買収したが、今回の最新データは、同社の買収戦略に対する投資家の懸念を抑える助けになるかもしれない。
WhatsAppの広報担当者は、有料ユーザーの数や、同社の成長がFacebookの期待に沿うものとなっているかについて、コメントを控えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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