Lenovoは米国時間1月4日、同社「ThinkPad」ノートPCファミリのアップデートをラスベガスで開催される「International CES」の前に発表した。同社は、開発コード名「Broadwell」で知られるIntelの第5世代「Core i3」「i5」「i7」のサポートを加えている。これらの新CPUは、全体的な性能とバッテリ持続時間の向上を約束している。
Lenovoの第4世代超軽量14インチThinkPad X1 Carbonは、Broadwell CPUへのアップデートに加え、新しい3ボタンタッチパッドと改良されたプレシジョンキーボードを搭載している。同ウルトラブックは1月に発売が予定されており、WQHDディスプレイ搭載や4G LTE対応などのオプションが用意される。ThinkPad X1 Carbonの価格は1250ドルからとなっている。
ThinkPad T450sは、2014年の「T440s」を置き換える。ビジネス向けのThinkPad T450sは、カーボンファイバ製トップカバーを採用し、バッテリ持続時間が向上しており、mini-DisplayPort、VGA、USB、SDカードリーダなど多くの接続ポートを搭載している。ThinkPad T450sは、2月に発売が予定されており、価格は1099ドルからとなっている。
14インチのThinkPad T450と15インチのT550は、2014年のT440およびT540モデルから15%軽量化されている。これらのノートPCは様々なカスタマイズが可能で、オプションとしては、T550用3K解像度ディスプレイ、そして、内蔵もしくはディスクリートのグラフィックスがあり、オプションのドッキングも用意されている。T450およびT550は2月に発売が予定されており、価格はT450が849ドルから、T550が999ドルからとなっている。
価格を重視したThinkPad L450は、2014年の「L440」モデルよりも薄型軽量化されて改良されたデザインを採用している。また、同ノートPCは、オプションでフルHD IPSディスプレイを選ぶことが初めて可能となっている。ThinkPad L450は、2月に発売となるが、価格は699からとなっている。
14インチThinkPad E450および15.6インチE550は、AMDの「Radeon」ディスクリートグラフィックスカードを搭載するようコンフィグレーションできるようになった。E550のオプションである「3D RealSense」カメラ(Intel製の技術)もアップデートされている。ThinkPad E450およびE550は2月に発売予定で、価格は599ドルからとなっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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