BlackBerryが「BlackBerry Classic」を正式に発表した。BlackBerry Classicは、「Bold」シリーズのスマートフォン(特に有名なそのキーボード)からインスピレーションを得ている。
米国時間12月17日、ニューヨークで開催されたイベントで同デバイスを披露した最高経営責任者(CEO)のJohn Chen氏は、「BlackBerry(Bold)に関して皆さんが知っているすべてのことがアップグレードされた」と述べた。
同社は現在、急激な変化の真っただ中にある。BlackBerry Classicはそんな中で発表された。BlackBerryはこの1年、法人向けソフトウェアとサービスを再び事業の中心に据える取り組みを行い、「BlackBerry Enterprise Services 12」(BES 12)により大きな期待をかけてきた。BES 12は、BlackBerryや「iPhone」を含むあらゆるモバイルデバイスを管理できるように設計されている。とはいえ、Classicは最も重要な製品発表である。なぜなら、おなじみのデザインを採用したClassicは、同社が消費者の認知度を高める最大のチャンスだからだ。
現在、Classicのアンロック版は、北米や欧州の一部地域向けに公式サイトで販売されており、12月31日に出荷予定だ。価格は449ドル。AT&Tは、発売日より同スマートフォンを取り扱うと述べたが、具体的な日にちや価格は明かさなかった。Verizonやカナダの通信キャリアであるBell Canada、Rogers、TELUSも同スマートフォンを販売する予定だ。
Classicでは、Boldにインスパイアされた大型キーボードが復活する。ただし、「BlackBerry Bold 9900」ではキーボードのキー配列が少し湾曲しているのに対し、Classicのキー配列は直線に近い。Classicには、「BlackBerry 10」OSの最新バージョンが搭載される。
BlackBerry Classicは、今でもタッチスクリーンより物理キーボードを好む根っからのBlackBerryユーザーに応えることを意図している。しかし、Classicにはもっと広範な市場が存在する可能性もあると考えている、とChen氏は述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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