Opera Softwareは、同社製ブラウザを「iPhone」と「iPad」向けに強化している。
Opera Software(本社ノルウェー)は現地時間12月16日、「iOS」向け「Opera Coast」ブラウザをバージョン4.0にアップデートしたと発表した。同ブラウザが今回新たに搭載した「Turbo」機能は、画像や動画の圧縮をOperaのサーバに頼ることで、ページを読み込む時間を短縮するというものだ。
加えて、Opera Coastは今回、同社の「Discover」ツールを搭載している。Discoverは、ニュースや技術といった特定分野の記事をユーザーに自動的にフィードする機能で、ユーザーがどこかにアクセスしてコンテンツを探す必要をなくしてくれる。
ボタンよりもタッチジェスチャを重視したOpera Coastは、2013年9月にiPad向けがリリースされ、2014年4月にiPhone向けが登場した。
Opera Coast 4.0の新機能は、Operaのファンなら見慣れているはずだ。TurboはOperaの「Windows」向けと「Mac OS」向けブラウザで利用でき、Discoverは同社が提供する他のブラウザの複数バージョンに搭載されている。
Macユーザーにささやかな付加価値を提供するために、最新版のOpera Coastは、同ブラウザで閲覧したページを、Mac上においてデフォルトで使用している各種ブラウザに自動送信する「Handoff」機能も搭載している。ただし、この機能を利用するには、MacとiOSデバイスの両方で「Bluetooth 4」と「iCloud」が有効になっている必要がある。
Opera Coast 4.0は、Appleの「App Store」から無料でダウンロードできる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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