Indiegogoが、緊急支援、スポーツ、ボランティア活動などの価値ある大義のために資金を調達する場合の手数料をなくした。
Indiegogoは、Kickstarterと並んでクラウドファンディング運動をリードするサイトの1つだ。同サイトでは、参加者が企画したプロジェクトを発展させるために一般から寄付を募ることができる。ただし、慈善目的で資金を調達しようとする場合など、より利他的な目的のために寄付を募集する場合もある。
同サイトに新たに設けられた「Indiegogo Life」セクションは、特にこういった理念を果たすための資金調達に主眼を置いている。同セクションは、必要な医療サービス、緊急の支援、お祝い、追悼、ペットなどの動物、信仰や信条、スポーツ、ボランティア活動、教育に焦点を当てた、さまざまなキャンペーンに分かれている。
このクラウドファンディングサイトは世界中の誰でも利用できるが、総額は米ドルで表示される。Indiegogoは、簡単な設定や1対1の顧客サポートへのアクセス、そして、とりわけプラットフォーム料といったものが一切不要なことを約束している。つまり、資金集めをする人は得られた寄付金を全額保持することができる。
慈善目的以外のキャンペーンの場合、Indiegogoは、資金調達プラットフォームを提供するために4%の手数料を取る。これは、目標額を達成した場合だ。目標額に達成しなかった場合、集まった資金を得ることはできないが、Indiegogoから料金が請求されることもない。その代わりに、目標額を設定しなければ、集まった資金の9%をIndiegogoの収入として差し引かれた全額が獲得できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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