Sony Pictures Entertainment(SPE)から取得したプライベートな通信内容を公開しているハッカー集団は米国時間12月14日、自分の電子メールの公開を回避するチャンスを同社従業員らに与えると述べた。Re/codeが報じている。
従業員らは、Guardians of Peaceと名乗る同集団に連絡する必要がある。同集団は、以下のように述べている。
「SPE関係者へ。われわれはSony Pictures従業員の電子メールとプライバシーを公開する計画だ。自分のプライバシーを公開されたくない者は、データを除外するために名前と役職を連絡してほしい」
このメッセージによると、「さらに興味深い」データがさらに大量に準備されているという。ハッカーを自称する同集団は、盗んだデータを公開する場として選択されることの多いサイトであるPastebinとFriendpasteにこのメモを投稿した。ソニーにコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。
この数週間、ソニーにとっては厄介な日々が続いている。11月にハッカーらに盗まれた社内文書や電子メールが、ファイル共有ネットワーク上に段階的に公開されている。最後にデータが公開されたのは12月13日だ。また、未公開作品を含む複数の映画も流出した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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