「Apple Watch」の主要部品にまつわる問題が解決し、早ければ2015年1月にも同製品の量産が始まる可能性があるという。
G for Gamesは米国時間12月11日、台湾のUnited Daily Newsの記事を引用して、同ウォッチのディスプレイとプロセッサの歩留まりが大きく改善されたと報じた。事実ならば、製品は当初の予定通りのスケジュールで製造される可能性がある。
同製品の量産がいつ始まり、消費者の手に渡るのかについては、うわさが錯綜していた。10月の報道では、製造時期は1月とされていた。しかし、G for Gamesによると、Rosenblatt SecuritiesのアナリストBrian Blair氏はレポートの中で、さまざまな問題によって製造が延期され、初期販売台数は限定される見込みだと報告したという。
9月9日の「iPhone 6」発表イベントでAppleが発表したApple Watchは、成長著しいウェアラブル市場に向けて同社が初めて提供する製品。Appleは、具体的な発売日をまだ明らかにしていない。349ドルとなる同スマートウォッチを発表した際には、「2015年初頭」に発売とだけ述べていた。
11月には、Appleの直営店およびオンラインストア担当シニアバイスプレジデントを務めるAngela Ahrendts氏が同社従業員宛てのビデオメッセージで、同ウォッチが春に発売されると述べたと報じられた。Ahrendts氏はそのメッセージのトランスクリプトの中で、「これからクリスマスシーズンに入り、続いて旧正月があり、その後春には新しいウォッチのリリースがある」と述べていた。
報道の通り、生産上の問題が解決し、1月に量産が始まるとしても、発売がいつになるかは今のところ明らかでない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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